二重丸つまみの花びら

blog334今回のお花は、ピンクの花びらに縁取りがあるように見えますが、これは二重丸つまみという技法のものです。

生地で二重にして作るもので、今回は内側をピンク、外側をグレーの生地で、二重にしました。
一重も二重も大して変わらないだろうと思われがちですが、そうでもありません。ただ作るだけなら確かに一枚も二枚も変わらないのですが…。
約1,5cm四方の薄い布を、均等に同じ丸みで同じように作るだけでも気を使いますが、二重の場合には内側と外側の布の高さの出具合や中心線など、1mm以下のズレでも見た目に影響するので、きれいに仕上げたければ、丁寧さと根気が必要です。


つまみ細工には、ピンセットを引く瞬間の力加減や引く方向など、他にも気をつけポイントがたくさん潜みます。

同じ花を作っても、第一印象で“丹精、落ち着いた印象”のものと“雑な印象”のものと、なんとなくだけれどもはっきりとした印象の差が生まれてしまいますが、そのような丁寧さの積み重ねの違いだと感じます。
その点で、絶対にある程度の時間が必要なもので、急いで量産できるものではないと思っております。したくないといいますか…。

今回のお花も花びらこそ少なめですが、そんなふうに生まれました。あ、花びらの大きさや向きが不揃いなのは、わざとです!

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