【2017 南仏の夏】ソレイヤード美術館

 Tarascon タラスコンという小さな町は、布地ソレイヤードの本拠地です。

Souleiado とは、プロヴァンス地方の古い言葉で『雨上がりの雲の間から差し込む陽の光』という意味だそうです。

 200年以上の歴史を持つソレイヤードの布地の柄は、よく見ると蝉や麦、オリーブ。また色も空と海のブルー、太陽の黄金色。どれも太陽とともに生きる南フランスの大地を表わしています。

この土地に住む人々の生活にもごく自然に溶け込み、テーブルクロスや寝具、カーテンなど、さまざまなアイテムとして、現在でも一般家庭でごく当たり前に使用されています。

一方で宮廷文化の時代には、貴婦人たちのドレス地としても大流行しました。以来、モードとしても使用され、現在は南フランス由来のライフスタイルを提案するブランドとして人気です。日本では手芸用布地のイメージが強いですね。

 そんなソレイヤードの本拠地タラスコン。ソレイヤード美術館は、それはそれはかわいらしくて職人的で、見たことのない細かな手縫いのドレスなど、見応え十分の展示でした。

館内は写真撮影禁止なのでほとんど写真はありませんが、数枚だけならOKよと特別に許可をいただきました。

 フランスの古い町には、町の入り口に大きな門がありますが、タラスコンはこの門からソレイヤード一色でお迎えでした。

街の通りの飾りもすべてソレイヤードの旗。とてもキュートな町でした。

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