キュプラのもと

blog813

このふわふわは、コットンの種です。

よくイベントで、素材はなんですか?と聞かれます。細かすぎて布に見えないとのことです。
キュプラとお答えすると、キュプラをご存知ない方がほとんどで、スーツの裏地などによく使われている素材だとご説明すると、ピンとこられます。

でも、「あぁ。裏地ね…。」と終わってしまうのは、なんだか悲しいです。
裏地といってもポリエステルのものとキュプラのものとだいたい2種類あると思うので、裏地の全てがキュプラでもないとは思いますが。

裏地というといかにもどうでもいい生地のような聞こえですが、私は選んだ末にキュプラを使うことにしました。
一番の決め手となったのは、その原料。

キュプラの原料は、このコットンの“種のふわふわ”部分なのです!
コットンの綿じゃなくて、種のうぶ毛ってところが、可愛いと思っています。

他にも実用面では、他の化繊と違って染められる点、コットンなどと違って厚すぎないなど、いろいろ選んだ理由はございます。

また個人的には、将来どこの国に住んでも手に入りそうな素材で取り掛かりたかったのも強いです。
つまみ細工といえば着物の端切れですとか、羽二重、正絹、ちりめん…等々、やはり着物関係の素材が主になります。
でもそれでは外国に住んだら、できないですね。
素材が変わると作り方の感覚も大きく変わってくるので、私には重要な点でした。

イベントではこちらのキュプラの端切れ(1番よく使う1,5cm四方)と、コットンの種を飾っておりますので、気がついた方は是非触ってみてくださいませ。(笑)
『キュプラ』